*小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」NO.102 2013/01/31

動物シリーズ 熊について 

今回は山の親爺(おやじ)と呼ばれている熊です。

熊は怖いと思われていますが、それは、一度でも人間を襲ったことのある、殺人熊のことであって、本当は憶病な温和な性格なのです。

誰でも争うことは嫌いで、いつでも避けようとするのは、人間でも、熊でも一緒です。

だから、向こうから人間がやってくることがわかれば、熊の方から身を隠すか、遠ざかって行くのです。そのために、熊除けの鈴を鳴らして用心することです。

鈴は手に持たなくても、リュックサックにつけておいて、始終チリン、チリンと鳴るようにしておけば良いのです。それを耳にした熊は自分から姿を消します。

私(小嶋)は一度、この鈴のための,ひどいことを経験しました。
それは信州山麓の美術館でのこと。絵の鑑賞中、心ない入館者のリュックに結ばれた、熊除けの鈴がチリン、チリンと鳴りっぱなしで辟易したことです。

誰もが、咎めるでもなし、そのうちに気が付くだろうと思っていましたが、最後まで鳴っていました。美術館に熊はいないでしょうに。

でも、最近、山のバス停留所まで来たとか、住宅横の畑まで来たというニュースがあります。猪や猿や狸も来ますが、餌を求めて出るとも言われます。

農作物のうちは仕方ありませんが、人間が襲われてはいけません。
襲われない予防法は人間が居るということを、早く熊に知らせることです。

また、同時に出会った場合は、両方ともにビックリしますが、熊も人間が怖いのです。熊の手の一撃は、すさまじいもので、一撃で人間を倒します。それで、熊に出会ったら「死んだふりをせよ」と人間社会の通説ですが、こんなことは熊は十分承知です。

こんな時は熊の眼を見て、決して背を見せずに静かに、後ずさりして熊との距離を広げると良いでしょう。肝心なことはお互いにビックリしないことです。走らないことです。

熊の走るスピードは、はるかに人間を超えます。
でも人間はビックリするでしょう。でしたら熊をビックリさせないことです。

熊の肝(肝臓)が胃の薬になるとか、足の裏に蜂蜜をたっぷりつけて、眠りに入るとかの生態については、熊の第2編として、次号にします。  小嶋基次でした。

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