*小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」NO.105 2013/05/02


私・モグラの第2回です。私等のモグラの寿命は以外に短く最長で4年です。
人間との関わりは、あまり無いのです。

それはモグラは食虫類なので、農作物を食害することはありません。でも、苗床の下にトンネルを掘ることで、苗の成長を阻害したり、
ビニールハウスに入って、苗床に悪影響を与えます。

そのように人間には益の無い動物で
肩身が狭いのです。ミミズなどは餌として駆除していますが、モグラのトンネルにより食物の根の被害が多いために、モグラの通り道のトンネルの上に、小さな風車を立てて回り風車の振動で我々を遠ざける手段を人間はとっていますが、あまり効き目は無いようです。

その証拠に風車の横にも穴を掘った土盛りが出来ているでしょう。でも、毛皮は比較的に良質と言われてヨーロッパで利用されているのが、唯一の救いです。

モグラに関する民俗風習は多くて、世界にまたがっています。
ギリシャ神話では、太陽神ヘリオスは、息子を盲目にさせた罰としてモグラに変えられたと言われ、スペインでは、モグラは眼と尾を交換したので盲目であるという伝えがあります。

日本では照りつける太陽を弓矢で射ようとしたために罰を得て、地中にもぐることになった話も残っています。

イギリスやフランスでは自尊心や思い上りに対する罰として、
モグラに変えられた女性の話もあります。


ドイツではモグラは魔性と結びついているのです。日本にはモグラの害を防いで豊作を祈る行事も風習として農村では行われているのです。

私達モグラは主食がミミズと昆虫で、その他、ムカデ、ヒル、草の種ですが少量です。それは、いつも単独行動で生活しているので食欲がすすまないかも・・・それに太るとトンネルが通れなくなるのが一番怖いのです。

体温調節が下手なのでトンネルから外に
出ると死に易いのかもしれません。どちらにしても漢字では怖い感じ、カタカナでは愛嬌のある感じ。顔を見ると可愛いですか?怖いですか? 



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