小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」NO.106 2013/05/30

今回は私はオオカミになって、お話をしましょう。多分、3回に亘ると思います。

日本で古来「狼」と呼ばれてきた動物は絶滅したとされるニホンオオカミであり、タイリクオオカミの一亜種とみられています。

現存は33亜種(絶滅含め39亜種)に分類されていましたが、近年は13亜種、絶滅2亜種への統合が考慮されています。

オオカミはイヌ科のなかで最大。記録上では、1939年アラスカで捕獲された体重79.3Kgの雄が最大で、灰褐色が多く、白から黒まであります。体毛は二層で、保温や防湿に優れて夏毛と冬毛があります。

私達は雌雄のペアを中心として、2〜15程の群れを作り、食物量に左右され、縄張りが広いため、コミュニケーションが取れなかったり、リーダー争いに敗れて群れから孤立して、単独で活動しているのを「一匹狼」といって、人間社会のヤクザ映画にも、よく登場します。 
 
ここで、ヤクザの語源の薀蓄(うんちく)です。ヤクザは数字で表現すれば八九三となります。八九三を合計すると、二〇となり、賭博では、これを「ぶた」と言い、一文にもならない(何の役にも立たない「ぶた」)と自分たちを卑下した呼び名で、八九三(ヤクザ)というのです。

強きをくじき、弱きを助ける侠客と違って,博打三昧に明け暮れるのを、主として「やくざ」と言うのであって、元来、親分を持たない博打打ちを一匹狼と言うのが多かったのです。映画では度胸と腕があって、一匹狼が主役を張ることが多いのですが・・・

 でも、我々狼の社会では、たいてい、繁殖ペアの子孫や兄弟で血縁関係の群れです。
 
そして、シカ・イノシシ・ヤギなどの有蹄類や、人間の残飯や家畜を食べますが、
大きな獲物を追う時には群れで長時間の追跡をして、病気や高齢,幼体を狙いす。

今回はここまでで、次回はニホンオオカミを中心に、オオカミに関する文化や物語を述べます。私達オオカミは人間にとって、あまり貢献をしていないので、肩身が狭いのです。
      狼少年の小嶋でした。

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