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小嶋 基次先生の「心のおしゃれ学」NO.9 潜在意識 2014/04/05

気持ちの持ち方は、意識しなくても、明るい人はいつでも明るくて、
暗い人はいつでも暗いのです。
これを潜在意識といって、心の中に住んでいるのです。

人間の生い立ちには環境や素質などの要素が影響していますが、
過去に経験したことが潜在意識として心を支配しているのです。

潜在意識は、努力を重ねること、少しずつ前向きに考えることによって
心を明るくすることは出来ます。

何事もプラス思考で行動することは、多くの面に良い効果をもたらすのです。

さて、前項で紹介した二十七人と六人の十年後ですが、
明るいグループと暗いグループの人生には、はっきり差があります。

たった十年間ですがニ十七人は順調に人生を送っていますが、
六人のグループは経余曲折の人生で、あまり幸福とはいえません。

本人も幸福とは思っていないでしょう。だから、いつまでも幸福になれないのです。

心は行動を起こし、行動は習慣となり、習慣は品性をつくり、
品性は運命を決めます。

運命は人生ですから、自分の人生を決めるのは心ということです。
不平の充満している暗い潜在意識を変えようと努力するのですから、
まず心を明るく保つ訓練をしなくてはなりません。

一つの事柄に対しては、早く忘れていつまでも思い悩まないことです。
不平不満の多いときは、他人からも疎まれてますます友人も少なくなって、
ますます不平不満が多くなる悪循環を繰り返していくのです。

                            続く

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