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小嶋 基次先生の「心のおしゃれ学」NO.13 2014/08/01

・言い訳、愚痴、中傷

就寝前に思うことがあります。「今日も1日、言い訳と愚痴と他人の中傷をしなかったか」なかったことを確認して眠りに誘われていきます。
これらの三つの中で自分で満足出来なかったときには、
安眠はとてもおぼつかないでしょう。

現在に至るまで言い訳をしたことがないのです。
辞書によりますと、言い訳とは「自分の過ちなどが、
やむをえないことであったと相手に思わせるように理由を説明すること」とあります。

今までに自分の過ちを、やむおえないことであったと相手に
思い込ませるる必要もなかったし、まして弁解とか弁明もしたことがありません。

ただ、自分では真実を述べていても、相手にそのように受け取ってもらえない
ことがあるのは困りものです。
「言い訳をしない」「愚痴を言わない」と「他人を中傷しない」の中では
「言い訳をしない」が最も実行出来ました。

言い訳を必要とすることをしなければよいのですから。
次の「愚痴」ですが、やはり人間ですし欲も人並みにありますし、
体調のおもわしくないときもあります。

そのようなときに、つい愚痴が出てしまうことは当たり前のことです。
しかし、ちょっと考えてください。
ひとり言ならストレスの発散でまだよいのですが、
近くにいる他人はたまったものではありません。
まして、前にいる人が家族であったら、そのマイナス度はばく大なものです。

その愚痴は他の方法でいくらでも防ぐことが出来るものです。楽しいおしゃべりや美味しいもので悩みを忘れてしまう。日ごろ、欲しいと思っていたものを思い切って購入してみるなどです。
しかし、友だちとおしゃべりをしているうちに愚痴が出てくる。

美味しいはずが美味しくなくて愚痴が出る。欲しいものも高額で手が出ないで
また愚痴が出る。こんな具合で愚痴でいっばいになって逆効果です。

では、こんな方法はいかがでしょうか。
愚痴を言う前に体を動かすのです。
愚痴を言いそうになったら努めて明るく笑ってみることです。次に頭や
手を使ってものをつくってみることです。

さて、「他人への中傷」ですが、中傷や悪口は回り回って相手の耳に入る
ことが多く、これが最も怖いものです。
この三つの掟を守っていて、あなた自身がストレスを持たないのが
“おしやれ“です。
続く


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