小嶋 基次先生の「心のおしゃれ学」NO.14 2014/09/01

.心を表すアクセサリー

究極の“おしゃれ” の話題にしましょう。究極の“おしゃれ”って誰でもが
大好きなアクセサリーのことなのです。

料理屋や旅館では玄関に立った客の足もとに目が注がれます。

女将はもとより番頭さんや仲居さんの視線は、瞬間的に客の靴に注がれるのです。

江戸時代の旅篭(はたご)ですと女中さんが客の足をすすぎながら、
この客は病気持ちか否かを判断して、危険な客は宿泊を断っていたのです。

足は人間の健康状態を的確に表す場所です。
では、今の料理屋や旅館では客の履(はき)き物から何を判断するのでしょうか。
身はいくら高価なアクセサリーで飾っていても、いくら豪華な衣装を着て香水を
振りかけていようと、それは芸能人の舞台衣装でしかないのです。

芸能人でも普段はそんな格好をしていません。
ブランド品の高価な靴は必要ありません。


番頭さんや仲居さんは客の品性を観ているのです。
履き物を見て客の品性を観ているのです。

高価な靴よりも履き古してなくて、手入れのしっかりしてある客の履き物に、
安心感と信頼感を持つのです。

底のあまり減っていない靴で、泥や挨はついていませんか。
靴の手入れが出来たら“おしゃれ” の仲間入りです。


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