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小嶋 基次先生の「心のおしゃれ学」NO.16 2014/11/01

石けんの匂い

複数の女性の集まりに出席していたとき、何か不可解な匂いに気が付いたのです。
決して嫌悪感をもたらす匂いでなくて、そのままで終わってしまいそうなもので
したが、何となく意識してしまう状態でした。

こんなことが二度三度と重なりまして、その都度、何の匂いかなと
思っているうちに、やっと、その正体が判明しました。

わかれば簡単なことで、洗剤から発する匂いだったのですが、
私は匂いのない洗剤を使用していたので気付かなかったのでした。

集団の中の一人の匂いだったので、それからは妙にその匂いから
清潔感を意識したものです。

これが好感の持てる匂いだったから良かったものの、多くの人の心を
傷める心ない言葉が匂いをもととしたものが多いのは事実です。

この言葉のために心を傷めて、登校しなくなったり職場にも問題が
でてくるのです。
そのために香水の世話になったり、脱臭剤を使用したりと匂い消しに
躍起となり、ときには香を焚き、快適な生活をするためにも、
花を飾って好感度を増しています。

人間関係を良好に保っためにも必要な要素、それなりの効果は期待
できます。でも、もう一歩進んで考えてみますと人間の身体からは、
いろいろな匂いや臭いが出ているのです。

口臭恐怖症のように病的になる必要はありませんが、他人が気にする
匂いや臭いを取ってみることもエチケットなのです。

きっと“おしゃれ“な気分になるはずです


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