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小嶋 基次先生の「心のおしゃれ学」NO.18 2015/01/06
リズムとメ口一ディー
最近は世相がリズム社会になっているようです。
もともとリズムは主旋律を引き立てるための伴奏でした。
左手の伴奏音楽で右手の主旋律が生きてきたのですが、
いつのまにか左手の脇役が右手の主役に替わってしまったのです。
リズムも二拍子はひとりでに体が動きだすような活発さを心に与え、
三拍子は軽快な明るさを心に与えます。
そして、四拍子は落ち着いた安らぎを心に与えてきたのです。
副腎髄質ホルモンのアドレナリンの分泌を促して、テンションを高めたり
ハイな気分になるためにはビートのきいたリズムが必要です。
二拍子で心をあおれば、血管は広がり心拍数は増加し筋肉は充血して、
外に向かって活動の状態になります。
気分を明るくして体に力がわいてくる働きがリズムです。
仕事やスポーツの前、場合によっては学習の前などにも体を活発化して役立つものです。
しかし、リズムのある生活ばかりではどうでしょうか。
いつも気分の高揚している落ち着きのない状態になってしまいます。
そこで、必要になってくるのが右手の音楽のメロディーなのです。
元来、日本の音楽は旋律を主にしていたので、右手のメロデイーを重視
し、童謡によって幼いころから情緒の安定をはかってきたのです。
左手のリズムは伴奏であったのですが、現在では学校音楽もリズム中心
になり、テレビから流れる音楽も二拍子で子どもの心をあおっています。
続く
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最近は世相がリズム社会になっているようです。
もともとリズムは主旋律を引き立てるための伴奏でした。
左手の伴奏音楽で右手の主旋律が生きてきたのですが、
いつのまにか左手の脇役が右手の主役に替わってしまったのです。
リズムも二拍子はひとりでに体が動きだすような活発さを心に与え、
三拍子は軽快な明るさを心に与えます。
そして、四拍子は落ち着いた安らぎを心に与えてきたのです。
副腎髄質ホルモンのアドレナリンの分泌を促して、テンションを高めたり
ハイな気分になるためにはビートのきいたリズムが必要です。
二拍子で心をあおれば、血管は広がり心拍数は増加し筋肉は充血して、
外に向かって活動の状態になります。
気分を明るくして体に力がわいてくる働きがリズムです。
仕事やスポーツの前、場合によっては学習の前などにも体を活発化して役立つものです。
しかし、リズムのある生活ばかりではどうでしょうか。
いつも気分の高揚している落ち着きのない状態になってしまいます。
そこで、必要になってくるのが右手の音楽のメロディーなのです。
元来、日本の音楽は旋律を主にしていたので、右手のメロデイーを重視
し、童謡によって幼いころから情緒の安定をはかってきたのです。
左手のリズムは伴奏であったのですが、現在では学校音楽もリズム中心
になり、テレビから流れる音楽も二拍子で子どもの心をあおっています。
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