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小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」--1 2015/06/01

*今回より「おもしろ健康学」お届けします。

おもしろ健康学   小嶋 基次著



まえがき

心の健康、体の健康、頭の健康全てが、人間の生理面と心理面とに多くの影響を
与えています。

そして、まだまだ不明な点、これから伸びる面が多くあります。
我が子とのふれあいや人との付き合いを身近に知ることが、
自分の健康と美容に寄与して人生を明るくするものです。

このようなことを考えながら心のバイブルとして、
人生の指針として著わしてみました。

1 内容は教育・スポーツの現場で培った体験を多分に取り入れてあります。

2 人間の心・体・頭を一体の身体とする理論的裏付けで構成してあります。

3 人間には個性・特徴がありますので、自分に合った方法を創造されるときの
参考になればと思います。

4 多くの人に理解していただくために、文意の表現に留意しました。



◎聞くは真剣に心をこめて聴くという意味から聴くとしました。

◎体は優しい心・たくましい体・シャープな頭の総合力という意味で身体としました。

◎知は単なる知識だけにとどまらず、人間の生活に必要な智慧をという
 意味で智としました。


人間永遠の願いである「いつまでも若く美しく」あるため、
全人的な子供を育てるためにも部屋の一隅、街の散歩での腕や買物かごの中に
身近なお供として、また貴女のアクセサリーとしていつくしんでいただけますよう
念じております。
きっと貴女の琴線に触れて、お役に立つことを信じております。


第1 章おもしろ健康学

1  体の健康
健康とは寿命いっばい寝込むこともなく道が歩けること、それが健康でしょう。
八十五歳まで生きても健康ではない人もいます。「その日」まで道を歩いて
仕事ができる、それを目標として今から考えておくことでしょう。

運動にしても、ただやらされる運動や義務感でやっている事が多いようですね。
自分で進んでやらないとなにもならないでしょう。

それと楽しんですることです。
散歩をしている人が集団で足早に歩いていますが、話でもして楽しく歩けば
心にも良い影響を与えるのです。

トレーニングのつもりで早く歩くのでしたら一人ですることでしょう。
大勢でやりますと歩速を合わせようと無理をする人が出ます。

運動をするにも余裕があった方が良いので時間にとらわれないで、
体の部分を伸ばしたり気持ちをゆったりと持ち、
短期間で全部やってしまおうとするのではなくて
その時間内でできる運動を考えることでしょう。

五分しか時間がなかったら一分でできる運動を五分に伸ばして行うと
良い効果があります。
                        続く



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第一章は平成四年四月から平成五年五月まで第二章は平成五年六月から
平成六年八月まで岐阜放送ラジオで放送された内容をまとめたものです。

第三章は昭和五十六年六月から同年八月まで岐阜新聞夕刊に連載され
第四章は昭和五十三年五月から同年七月まで岐阜新聞朝刊に連載された
内容のものをまとめたものです。
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