小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」--2 2015/07/01


おもしろ健康学   小嶋 基次著

体の健康-2

何事にも発想の転換で対処していくことです。三十秒で一部屋でできるものと
言えば、後方に向かって歩けばいいんです。人間は生まれて以来、前に向かって
歩いているのを三十秒間だけ後ろに歩くのです。


一部屋で約八メートルを歩けば膝は反対に曲がり鳥の歩き方に似てきますし、
筋肉の使い方が今までと全然異なりますから効果はあります。
運動そのものは簡単ですね。


人間の脚は膝が前に出ますが鶴やフラミンゴの脚をイメージして膝を後方に
曲げるのですが、人間にはできないので後ろ歩きをするのです。
これなら人間にもできますからね。
日本人はうつむいて歩いている人が多いのですが… 。


まじめで考えごとをして歩いているのでしょうが、これは肺を圧迫し肺活量を
減らして精神面では劣等感をもきたしやすいのです。内臓を圧迫すれば
良いことはありませんから上を向いて歩くまでいかなかったら、
せめて前を向いて歩いてみたいものです。
前を向いて歩くだけの背筋力と脚力はありますから問題は意識です。


ジャンケンでは手を開いて出すパーが多くて五十パーセントを占めます。
残りの三十パーセントはチョキなのですが、あいこで再び手を出したときには
妙なもので手は開いてパーになっています。


これは筋肉の構造上、手を振り出せば自然に開くようになっているからです。
グーを出す人は十人の中で二人ほどですが、この人はジャンケンのルールの
「最初はグー」を忠実に守っている人か、ジャンケンはグーしか出さないと
決めている人です。


グーは意識しないと出せないものですから、このようなまじめな人とか信念の
強い人を相手にしなかったら百パーセントの勝ちをチョキで得るかもしれません。


五十パーセントは最初からパーを出してくれますが、それよりパーを出す確率を
あげるには相手を急がせればこちらの思うとおりにパーを出してくれるものです。


あわてれば考える間がなくなり考えなければ意識的でなくなりますから、
無意識に手を振り下げれば人間の体の構造でパーになってしまうのです。

続く
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第一章は平成四年四月から平成五年五月まで第二章は平成五年六月から
平成六年八月まで岐阜放送ラジオで放送された内容をまとめたものです。

第三章は昭和五十六年六月から同年八月まで岐阜新聞夕刊に連載され
第四章は昭和五十三年五月から同年七月まで岐阜新聞朝刊に連載された
内容のものをまとめたものです。
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