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小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」--4 2015/08/24

第1 章おもしろ健康学

体の健康 -4


歯みがきでも発想の転換をして考えてみるのです。
なかには電池でブラシが動くものもありますが普通は手で動かして歯を磨いています。

では歯ブラシを固定しておいて首を振って磨いたらどうでしょう。
きっと血液循環が良くなって脳の活性化にもなります。

健康にも良いことがありますし、目覚めから調子が出るのにニ時間かかるものが
一時間になりますから能率向上にも役立つのです。

一日中デスクワークをしている人、外勤で車のハンドルにしがみついている人は
一日に三回は肩から上に腕を上げたいものです。

それだけでも首や肩こりに好影響を与えるのです。

山を登るときと下るとき、使う筋肉の働きが異なるように
両方の筋肉とも生活に必要なものです。

山を下るとか自転車のペダルを踏むときなど足先を使う場合は
ジャンプカの増加に、逆に山を登るとか自転車のペダルを踵(かかと)で
踏んでいるときに増強される筋肉は、長時間立っているような場合に使用される筋肉なのです。

私の主催する会議は立って行います。座りますと筋肉が緊張を失いますから
どうしても眠くなりますし、会議の時間も自然に長くなるようです。
立っていれば脳も緊張していますし能率が上がるわけです。

家庭でも次のような運動が考えられます。

起床時に床に手をつかないで起きるのですが、毎朝一回実施すれば一年で
三百六十五回やったことになり、実行しない人とは大変な差が出てきます。

老化は脚の衰えから始まるのですから、脚を弱らせるような手を使う必要はありません。
手を使わないで立つだけの脚力をいつまでも保持したいものです。

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