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小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」--5 2015/09/28

第1 章おもしろ健康学

体の健康 -5



仰向けの姿勢で目覚めれば腹筋を使い起きあがりますし、
うつむいた姿勢で目が覚めれば側筋を使って一度上を向いてから
腹筋を使って立ちあがるのです。

横向きであれば上向きか下向きに一度なってから行うのです。
女性の老けた姿と言いますのは脚のつけねの筋肉が落ちることで
脚が開いた姿になったことを言います。

脚を締めていることは若さの証明ですね。
それもできるうちに実行した方が良いのです。

脚の筋力の働きでいつまでも若い姿でいられるし、
脳もいつまでも衰えることはないのです。

年齢というものは暦年齢、精神年齢、身体年齢とがあって,
生年月日から算出する暦年令は個人差がありすぎて当てになりません。

体を鍛えて身体年齢を若くしますと精神年齢も若くなりますし、何事にも
興味を持って気持ちを若くしていますと身体も若くなるのです。

たとえば畳の上に豆を撒いて、それを箸を使って容器に一粒一粒拾って歩くのです。
慣れてくれば片脚でピョンピョン跳んで拾っていけるでしょう。

家族でするときは体力に応じて豆の量を加減して行えば、
誰でも興味と意欲をもって知らず知らずに体力を養い身体年齢、
精神年齢を若くできるのです。

背を下から上にさすって刺激して副腎髄質ホルモンのアドレナリンを
分泌させてあげます。
仕事、運動をする前に分泌すると良い結果が得られるのです。

運動時に注射や飲用をして効果を期待した事件もありましたが、
興奮剤や筋肉増強剤を使うことはドーピングといって違法です。

それくらい効果のあるホルモンのアドレナリンは驚いたときなどによく分泌
しますのでビックリホルモンといいますが、恋愛している人は
これで椅麗になったりしています。

体内にあるのですから、やる気でこのホルモンの分泌を促して身体的にも精神的にも
若く美しくなりましよう。


                          続く

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第一章は平成四年四月から平成五年五月まで第二章は平成五年六月から
平成六年八月まで岐阜放送ラジオで放送された内容をまとめたものです。

第三章は昭和五十六年六月から同年八月まで岐阜新聞夕刊に連載され
第四章は昭和五十三年五月から同年七月まで岐阜新聞朝刊に連載された
内容のものをまとめたものです。
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