小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」--7 2015/11/30

第1 章おもしろ健康学
心の健康-2


いつもあとから反省してくよくよ悩んでいる人がいますが
失敗してもくさらないことです。

反省というのは終わってから悩むものではなくて次の機会へのステップですから、
悩んだりくさっていても仕方がないでしょう。

最後の負けるなの意味はストレスに負けるなの意味です。
それからいろいろなものに負けるなとなります。

自分に負けて悩んでいる人が多いのですが、
そのような人は「春の花夏ほととぎす秋の月冬は雪見でこの有喜世かな」
という歌を
「春の花咲きては散りぬ秋の月満ちては欠けるこの憂き世かな」
と常に何事にも心配した人ですね。

心配の多い世の中といつも思っていますから心の迷いも多いのでしょう。
どうせ人生を過ごすのなら前の歌をうたえるような考えになりたいものです。

この考えを持てば数多いストレスにもそれなりに対応できるものです。

発想の転換で心の持ち方も変わってきます。たとえばいろいろな集会で
よく見受けられる光景ですが前方の席は空いているのに後方は混雑していますね。

これなどマイナス要素の多い前方の席を敬遠しているのです。
それなら後方にマイナスを持っていき前方の人達にプラス要素を
与えるように考えればよいのです。

最後列の人に端から順に嫌な質間をするのです。
いわゆるストレスを与えるのですね。
これを二回から三回ほど繰り返して質問しつつ途中で五分間の休憩をとった後、
再開しますと前方の席は全て埋まってくれます。

次に考えることは前方の席に移って来た人達にプラス要素を与えることで、
良い気持ちにして帰ってもらえば次の機会には前方の席に詰めてもらえるものです。

良い気持ちにさせるということはストレスを除くということになりますので、
何かを与えること、といっても物品では限りがありますので暖かい口葉がけや
スキンシップなどがよいでしょう。

親近感をもってもらうには名前を呼ぶことでしょう。

スキンシップの基本的な方法では握手がありますが、
相手の指先に触れるのと手のひらの中ほどを握る場合、
それに深く手のひらを握る場合とでは相手に伝わる感情は全然異なっています。

もちろん手のひらをいっばい握る場合は親近感が一層湧いてきます。
選挙運動中に候補者が両手で有権者の手のひらを握るのも親近感を増して
票を増やす心づもりでしょう。

このように人の心は微妙に動いています。
人の心を愉快にいい気持ちにさせてストレスを除くことは
自分のストレスも取れるということなのです。

続く

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