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小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」--10 2016/03/01

第1章 おもしろ健康学
3 頭の健康

頭の健康を考えてみたいと思います。
頭は老化現象に対する処置とか、その予防ということもありますが、
観点を変えて脳を能率良く使うということを考えてみるのです。

人間は目覚めてから調子が出るまでに二時間位かかるので、
この時間を一時間でも短縮します。
一時間が浮いてきますと、結局一日に一時間余分に他のことができるのです。

早く目覚める方法の一つとしては音楽を聴くことでしょう。
B ・G ・M を聴くと能率はアップするのです。
洗顔や着がえのときにB ・G ・M を聴きながらすれば覚醒の時間は
ぐっと短くなるのですね。

B ・G ・M はその曲名が軽いポップス調のものが最適で
人生の応援歌のようなものは固苦しく構えてしまうようでよくないでしょう。

人の声の入っていない気分の湧きたつようなものが好まれて演歌は
あまり好まれていない様子です。

このようにステップの踏めるようなリズムの音楽を聴きながら、
体を動かしていけば脳の目覚めは早くなるのです。

いわゆる脳の活性化です。早く目覚めるには脳に大量の酸素を送ることです。
いわゆる脳の活性化は脳に酸素が行くことですが、そのために血流を良くして
酸素をたくさん含んでいる血液を脳に送ります。

栄養素がたくさん脳に入ってくれば活力が出てきます。
脳に血液をたくさん送るためには体を動かします。
そのために音楽を聴くという結果になるのです。

また老化の防止には脚です。脚が弱れば姿勢も崩れて老人らしい姿になるのです。
たとえば男性は膝から下が、女性は腰から下が弱ってきます。

次に手のひらの指の使い方も脳の発達、活性化に深い関わりがあります。
暇さえあれば動かすのですが、最初は指を一本一本曲げたり伸ばしたり、
操んだりするとよいでしょう。

両手をいっばい開いてから両方の親指を折り曲げます。
次は第二指、次に中指というように進めていきます。
左右の手のひらの指を一本ずつ違えて進めていくとよいでしよう。

慣れればできるようになりますしまた、親子で向き合って
実施すれば素敵な親子像です。

しばらくすると関節も柔らかくなって皮膚も伸びてきますし、
血液の循環が良くなる風呂の中でも、足の指を一本一本曲げていけると楽しいでしょう。

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