小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」NO22 2017/03/01

小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」NO22

第1 章おもしろ健康学

ストレスと健康 -2


浅い皿に入ったスープが飲めずに困っている鶴と、
深い壷に入ったスープを前にして困ったキツネの童話がありますが、
思いやりの心で皿と壷を交換して解決しましたね。

これに似た話で、二人の男が長い箸を持ち皿に入った豆を
食べようとしましたが、二人とも自分の腕より長い箸なので
豆をつまんでも口に届かなくてイライラしているのです。

ここで終わってしまえば後にストレスが残って二人ともども
不幸な思いをするのですが、ここでも思いやりの心で、
お互いに自分の箸でつまんだ豆を相手の口に運んで
食べさせあったのです。

こんなちょっとしたことも考えれば出てくるのですが、
その根底になっているのは相手のことを思ってやる心です。

思いやりのある世界ではストレスは大変少なくなってくるものです。
そして、この思いやりは自分の健康のためにも非常に役立っているのです。

以前に体験人院を一週間ほど病院でしたときのことです。
食堂で患者の一部の人達が食事の不平を言っていました。
これでは病は心から治癒しないと思います。
ストレスがいっばいですから病気にマイナスになるのです。

心と体、それは頭が連携しているととなえたのはセリエ学説ですが、
そこから考えても感謝して食べたり心を明るく保てば
病気も早く治るものです。

物事にやる気があることで白血球も増加するとなれば、
インフルエンザビールスを押さえ込んで流感をも防止が可能です。
昔から言われます「やる気がないから風邪をひくんだ」との言葉も
いわれのあることです

車とテレビが普及してきまして逆に減ってきたものに会話があります。
運転中に知人と顔が合っても事故をおそれて挨拶もなしで走って行って
しまいますし、一家での食事中でも、会話もしないで全員でテレビの方を
向いている光景が日本の家庭のあちこちで見られるようです。

挨拶や会話のない冷たい社会が出現したことは寂しいことです。
職種によってはテンションを高めるために意識しておしゃべりをするのです。

私が常に心がけていることは、

今日、何回微笑みましたか?

今日、何回名前を呼びましたか?

今日、何回褒めましたか?

と毎日自問自答しています。

人の気持ちを明るくして自分の心も明るくしましょう。
とにかく会話ですね。

「よくできましたね」と一言褒めることで
ホルモン分泌の促進、血液の循環、筋肉の興奮などが内臓、頭脳の活動を
活性化するのです。

      続く


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