小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」NO29 2017/10/02

第1 章おもしろ健康学

子供の心と体

人体には五官と言われる感覚器官があります。
五つの感覚なので五感とも言います。


物の形態、色彩、感覚の認識をして心情を豊かにするものですが、
簡単に言いますと、見て聴いて味わって触れて香りをかいで、
生活を豊かにして仲良く暮らすということです。


五官を使っても不愉快になるものも多々 あるのですが、
せっかく、感覚機能を発揮して外部の情報を得るのですから、
楽しく愉快になるようにしたいものです。


この視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚は互いに関連しています。
美味しく味わうのに色彩を見て 良い香りに包まれれば味も一段と
良くなるでしょうし、心地良い妙なる音楽は更に興趣(きょうしゅ)を増すでしょう。


加えればナイフとかフォークを使わないで手で直接食物に触れたいものですね。
皮膚からも味わうことができることを知らないと、御馳走も価値が
半減しますからもったいないことです。


しかし、この五官は物理的なもので人間が生物、有機体である以上
どうしても限度があります。五官で感知できないものに“心” があります。
この“心” の能力は無限なのです。


形もなく色もなく臭いもなく聴くこともできない、まして手で触れる
こともできないというものが“心” なのです。“心” は全部の感覚を
動員して得たものなので六番目の感覚で第六官または六感といってもよいでしょう。


いや“心”は無限でどんな能力をも持っていますが時々 癒してやらないと
能力を発揮しなくなります。非常に複雑な精密器械なのです。


大人は経験上いろいろな方法で“心”の疲れを癒す術を知って実行していますが、
子供達はまだ未熟で経験不足なので“心”の有り様が人格の形成にまで影響を与えます。

続く


戻る