小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」NO40 2018/08/31

第1 章おもしろ健康学

信頼

NO2

目を見つつ黙って座っていて意思が通じるのは恋人ぐらいのもので、
話さなければ相手の意思は分かりません。

そのためにはっきり意思の伝達ができるように、二人の座る位置を考えることです。
一般の会議を開催する場合の席の配列もいろいろな意味を持っています。

座る場所によって賛同者になったり反対側にまわったりしやすいものです。
主宰者になったとき、自分に反対するであろう人がいれば自分の列側に
ならべてしまうのも方法です。

もし参加者として出席するのでしたら席の取り方に注意しましょう。
どうしても主宰者の前に座って目を見ていますと、対抗意識が出てきまして
反論したくなるからです。

ローマ時代に盛んに用いられました円卓会議は互いに目を意識しなくていいという
配慮がされています。

それと主宰者が誰か分からない配慮がなされているのですが、これと似た例は
百姓一揆に用いられた唐傘連判状も同じような目的で、
誰が首謀者か分からないようにしてあります。

どこが出発点か分からなくして他人の目をごまかすと同時に
参加者一人一人全員に責任を持たせているという知恵から生じたものです。

親子の場合でも子供をソファーの横にでも座らせて一緒にお菓子でも食べながら
話すのが一番良い方法と思います。


○ 相手に圧迫感を与えないようにするには

圧迫感や威圧感をとってやることはそこに信頼が生まれるきっかけになるのです。
二人で机をはさんでいるようなとき相手の目の前から小物をこちらに引き寄せて
集めてしまうのです。

相手の目の前に物を置かないと相手は非常に気楽になって話しやすくなります。
これは雰囲気づくりといいますか位置関係を考えると効果的です。

また逆に相手に圧迫感を与える場合はあえて今の逆をするのです。
たとえば対等の話し合いで自分が優位に立とうとするときにはこちらにある品物を
何かの口実で相手側に押しやってしまうのです。

喫茶店ですとメニューはいかがですかと言いつつ向こうへ押し、
次には砂糖はいかがですかと言いつつこれも押してやる。

とにかく目の前に何もない方が優越感を得、反対に眼の前に
ゴチャゴチャ集められるとなんとなく圧迫感を感じるものです。

交渉事を有利に運ぶときには効果がありますが、子供には使いたくありませんね。
 
続く

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