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◆小嶋基次先生の「食育講座」  第7話 2005/01/05

◆小嶋基次先生の「食育講座」  第7話 噛むことの効用 NO5
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おはよう御座います。今日も食事をよく噛んでいただきましょうということを
述べたいとおもいます。

顔の相に醤油顔とソース顔があることをご存知でしょうか。

いわゆる,醤油顔は顎が角張っている顔で,ソース顔は顎がとぎっている顔の
ことです。

もちろん遺伝もありますが,食事をよく噛まないと顎の発達が阻害されて
細くなってきます。それがソース顔です。

時代劇には醤油顔の俳優さんが似合い,恋愛ドラマにはソース顔の俳優さんが
似合うのです。ところが最近のドラマ作りには俳優さんの人気取りが先行して,
このような適役を無視していますので,ドラマがチグハグで面白くありません。

ソース顔になって滅びた場合があります。木曾で固いものを食していた源氏に,
船の上で軟食を食していた平家は滅ぼされました。
徳川幕府も後半になって軟食をとるようになって,ソース顔になって滅亡しました。

今,我が国もソース顔の若者が増えてきました。これが心配です。

農林水産省では食を考える国民的な運動を展開するため,平成17年1月1日から
31日までの1か月間を「食を考える月間」とすることにしました。

それにともないまして,私もラジオFmpipi(たじみ)76.3Mhzにて,
1月の毎週火曜日の午前9時から30分間放送をします。
お聴きになっていただけましたら幸いです。

ではまた。

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