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*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」 NO30 2006/12/31

*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」NO30

日曜日の朝になると,ファミリーレストランは,小さい子供を連れたお母さん,お父さんで

いっぱいになります。悲しい光景と私はみています。

ファミリーレストランが悪いと言っているのではありません。

外食の楽しみは誰でも持っているのです。でも,それは,時々であるから楽しいもので子供も待っているのでしょう。でも朝食からではいけません。

平常,忙しいお母さんでも,せめて日曜日の朝ぐらいは白いご飯に味噌汁を作って子供に食べさせて欲しいのです。

他人の家庭の食事まで,あれこれ言うつもりはありませんが,今,食育が問われる時なのです。「教育は食卓から」食育の貧しい家庭からいろいろ問題が起きています。

食事は家庭でしっかり,お母さんの手作りを食しましょう。

スーパーのレトルトパックのまま食卓に出せば「餌」であっても,皿に移し変えるだけで

「食事」に変るのです。なぜなら,そこには心があるからです。

今日もレストランは子連れでいっぱいでしょうが,せめて日曜日の朝はお母さんの愛情のこもった手作りを与えたいものです。そこにはお母さんの愛情こもった工夫があるのです。体に良い食品を選ぶ能力も出来るでしょう。将来の子供のことを考えるならば,実行してください。そしてレストランの楽しみは月に1回,夕食が望ましいでしょう。
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日本体育協会一級トレーナー  小 嶋 基 次 氏
<プロフィール>
岐阜市在住。保健体育教師として長年岐阜県下の高校に勤務。県立岐阜商業高等学校女子バレー部監督として国体で5位、岐阜女子商業高等学校ホッケー部部長として全国大会で17回の優勝に導いた経験を持つ。定年退職後、食育と健康に関する講演や著述活動などで幅広く活躍。現在、東海女子大学講師。2004年日本体育協会スポーツ指導功労賞、2005年岐阜県体育協会スポーツ功労賞受賞。



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