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*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」NO36 2007/06/28


*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」NO36

最近,家庭での食生活について,よく小学校,中学校,高等学校,の児童生徒の皆さん及び保護者の家庭教育学級でお話をさせて頂く機会が増えました。


 いわゆる,教育は食卓からというもので,挨拶,会話,そして味覚や視覚を通して,一家団欒,親と子どもの気持ちの交流があるもので,これを食育と言って,親はそこで,食物の大切さ,有り難さ,食事の礼儀作法を教え学ぶものです。

 味のみでなくて,食卓で他人との交流,友達との親交を深めていくのです。

一昔前は徳育,体育,知育と言われましたが,現在では,その基盤となっているものに食育があるのです。なぜなら,食事が劣悪で,体が弱かったり,心が貧しかったり,いわゆる心身の未発達では知育,徳育,体育もないでしょう。

今,犯行で世間を賑わしている青少年のそれまでの家庭の食事内容,経過を知りたいものです。

逆に優秀な子どもは食事と共に出来るのです。

理念としての食育といわれるものを次に示します。

スローフードとは決して,ゆっくり食せよということではありません。

1 バランスのとれた食事をすること。

2 家で家族,友達と食卓を囲み,心豊かに食事をすること。

3 環境に優しい,身近な食物を摂ること。   

などですが,心の成長を忘れることはできません。

そこが,人間性,品格を形成する場なのですから。

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