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*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」NO42 2007/12/31

最近,文部科学省も学校給食の見直しを宣言しました。

教育関係機関も家庭の食生活の在り方についての発言が多くなりました。

朝の挨拶から家族の会話は朝食の食卓から始まるのです。

「おはようございます」「いただきます」「ご馳走様でした」ときには
「美味しかったよ」と言いたいものです。

口に入れて,習慣的に「うん,美味しい」というだけの淋しいテレビの
グルメ紀行番組のタレントではなくて,心からの実感で,母親は「うん,美味しい」父親は「あ,うまい」といってごらんなさい。

この母親の「うん」と父親の「あ」の両方で「あ,うんの呼吸」すなわち「阿吽の呼吸」で教育には最良なのです。

 事件で新聞を賑わす青少年の,それまでの食卓風景を見てみたいものです。

きっと心のこもった会話の多い食事ではないでしょう。

母親の手作りのご飯に味噌汁が子供に必要なことがわかっていないのか,休日の朝からファーミリレストランに出かける親子を拝見します。

 喜ぶ子供の顔も見られるし,微笑ましいのですが,これが頻繁になれば食生活や子供の成長から考えて,日本の今後に危機感をおぼえるのは私だけでしょうか?

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