*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.49 2008/07/31

先日,数回メタボリック・シンドロームについての講演をしました。

メタボリック・シンドロームとは内臓脂肪症候群のことで,平成八年
までの成人病,八年から名称が変わって生活習慣病と言われていたの
を内臓脂肪に絞ったもので,基準があって,その基準を超えた場合は
指導があります。

高齢者の医療費使用の60パーセント,死亡原因の30パーセントを占める心臓病,糖尿病,腎臓病,高血圧などの起因となります。

腹囲が男性で85センチ,女性で90センチ以上で,他に血圧,血糖値,中性脂肪の基準の値を2項目を超えた場合をいいます。

その予防をすることが大切です。簡単にいいますと,薬物療法,栄養療法,運動療法があります。

薬物療法といいますか,各種のサブリメントが出回っていますが,薬物
(下剤,食欲減退剤)やサブリメント(高額)は,あまり感心できません。

また,運動療法はカロリーを消化するのに,大量の運動量が必要です。(紙面の関係上,具体的には述べられません)

残ったのは栄養療法です。摂取エネルギーが消費エネルギーを上廻った場合,その余ったエネルギーが内臓脂肪となるのです。では,食べないでカロリーを取らない。エネルギーを増やさないということは,皮下脂肪,筋肉を減少させ,いろいろ弊害がでてきます。

では,どうしたらいいでしょう。

高蛋白,高エネルギー(脂肪,砂糖,米・・・3白)を減らし,最後の一口,ラーメンのスープを残す勇気と,低蛋白,低カロリーの食品を摂ることです。勿論,激しい肉体労働をする人や,運動選手は高カロリー,高エネルギーが必要です。

この問題については,まだまだ続けたいと思います。







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