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小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.54 「体の要求に応える」 2008/12/26

矢張り人間には状況に応じて要求する食べ物,飲み物と時間があります。

体を使って汗をかいた後は辛いものが欲しくて夕食のとんかつにソースを沢山使用したり,辛い食べ物を要求します。汗のために塩分を消費したためなのです。

その反対に頭脳作業をしたり,読書後には甘いものを欲して,饅頭とかケーキを食したり,コーヒーに砂糖をたっぷり入れたりします。

脳は活動するために糖分を必要とするからです。消費した糖分を補給しなければなりません。そのために甘いものが食べたくなるのです。

逆に考えれば糖分が不足すると,脳の働きが鈍くなって良い考えが出なくなるのです。

また,塩分を補給しないと,血液中の塩分が不足して貧血状態に陥りやすいのです。

状況に応じて体が欲しているのです。

採りすぎは,勿論,害がありますが,無理して我慢する必要はありません。不足のまま過ぎますと体を痛めることがあります。

我慢をして補わなかった場合の反動も怖いのです。

食べたいのは体が欲しているのです。甘さと辛さばかりでなくて,あらゆる食品にもあてはまることなのです。食してください。

食べ過ぎることは駄目です。気をつけてください。薬品やサプリメントに頼りすぎないよう,生の食品からミネラル,ビタミンを補給しましょう。

塩水の中,土の中から採れた食品,たとえば昆布など,芋などを見直しましょう。

きっと,体の要求に応えてくれますよ。では,また。

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