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*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.57 2009/04/01

昨年末,私,の講義を受講している女子大生18人とささやかな,パーテーをキャンバスの一隅で持ったことがありました。

時間は40分少々。乙女といっても,筋骨逞しい運動部の選手ばかり。パーテー用の食べ物(菓子類)と飲料水(清涼飲料水),それにケーキは自分で作るということで,購入代と材料費はこちら持ちで計画実施する。


さて,当日,幕を開いてびっくり仰天。ケーキは,カステラをベースにしてチョコレートを塗り,まあまあの見栄えと味も美味しく,量もあり,参加者全員が満足したのですが,並べてある食べ物を見て私だけがびっくり。

学生たちは種類と量が多いので満足して嬌声をあげています。

並んでいるものは,全て甘いものばかり。大学近くのコンビニで,好みのものを購入してくるように伝えたのだが,種類は20種類,チョコレートをベースにした甘い小さいスナック菓子ばかり。

彼女たちの好みで,いつも食べていることは一目瞭然。発育盛りの,それも運動部員にこれでいいのだろうか。

それから,私は学生に指令して,少し大きなスーパーで,味のついていないスルメとニボシ,根昆布,鰹節を追加購入して,スルメは裂かせ,ニボシは頭から丸かじり,根昆布はしゃぶらせ,鰹節はいつまでも噛ませました。

学生達は,その味の良さと,珍しさに思考を変えたようでした。評判も非常によく,また開催しようと言ってくれましたが,家庭や寮で,そして日常そうしてほしいものです。 

ちなみに,私は大学でスポーツ栄養学を講義しているのですから・・・

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