*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.58 2009/05/01

自宅の近くに,それなりに名の通った田楽屋があります。
五平餅も美味しく,いつも繁盛しております。

実はその隣に同じように田楽屋があるのですが,こっちは滅多に満席になったことはありません。
建物は近代的ですが,遠方から来訪した客も,古い建物の繁盛した店に集中するのです。

同様に近くの町はうなぎ料理の店が多くて有名なのですが,矢張り流行る店と,そうでない店の差がはっきりしています。

さて,その差はなんでしょうか。

答えは簡単だったのです。
それは,流行る店の味付けが田楽屋さんも,うなぎ屋さんも濃い味,いわゆる辛口,そうでない店は薄口だったんです。

関東風の辛口と,薄口と言われる関西風の違いで,味付けが濃いのが好まれていたのです。(田舎風の辛口。都市風の薄味)と考える場合もあります。

そのように考えると,私の住んでいる岐阜は関東風なんですね。
でも,一寸ここで考えてみませんか。

濃い味というのは,辛いことが多いのです。醤油,塩系が多く使用されているのでしょう。
上品,下品という問題ではなくて,健康面に大きく作用しているのです。

かって,長野県塩尻市では成人病(生活習慣病)による死亡率が多かったのです。
塩漬けにした漬物を多くとっていたのを,漬物量を減らし減塩して生活習慣病死亡者を減らしP・P・K(ピン・ピン・コロリ)を目指した結果,良い効果(死亡率減少)を,もたらしたのです。

そう,薄味が健康食なのです。病院食はおおむね薄味です。

 たまには辛いものが欲しいと思い,味噌汁(具はちょっぴり)酢のものが嬉しくなります。
薄味に慣れることです。それが健康に良いのですが,美味しく好きなものを食べないで我慢するとストレスも,また身体によくないかもしれませんね。

自分で加減して両方,混ぜて召し上がってください。では,また,お目にかかりましょう。



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