*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.67 2010/01/30

前回と異なり,今回は明るい話題にしましょう。

町の小さなカウンター席のイタリアン食堂(レストラン)ではありません)に行ったときのことです。

マスターがこの前に行ったときのことを覚えていてくれました。
別に常連でもなくて,たった一度きりのことが一月後の二回目の訪問時に言葉の端にうかがわれたのです。

私達教員は学生・生徒の氏名を覚えることから始まって,それが職務です。教員の義務と条件なのです。

京都祇園の芸妓さんは客同士の会話の中から客の名前を知るといいます。一人一人名前を尋ねなくても覚えて,次回には,名前を呼んで接待できるのです。

学校で3年間,名前が覚えきれないで卒業させたという話も聞きます。以前,郡上八幡のちいさな食堂で朝食を済ませて一日中,街を散策して夕方,軽食をとる為に再度,立ち寄った時に,「小嶋さん」と私の姓を呼んでくれたのには驚きました。

別に姓を紹介した訳でもないのに,友人同士の会話から察していたのでしょう。

聞けば昔,芸妓さんだったとのことで納得しました。景気の悪い昨今,このようなサービスが人を呼び込むのではないでしょうか。

あれから郡上八幡の店を再訪する機会に恵まれませんが印象には強く残っています。ちょっと良い話です。

次回も明るい話題と思っています。  では,それまで・・・


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