*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.73 2010/07/31

先日,JR岐阜駅前に金ピカの織田信長像が建立されましたが,歴史を見るに世界の虐殺史には,日本の広島の原爆・長崎の原爆・比叡山の焼き討ち・三重長島の一向宗の虐殺・小谷城の浅井長政への虐殺(信長の妹,お市の方の居城・来年度のNHK大河ドラマお江「おごう」の出生地)・・

世界ではカチンの森のソ連軍によるポーランド人4400人の虐殺に,ナチスによるアウシュビッツのユダヤ人の虐殺が主なものです。

 この中で信長が3つを占めていて,他に桶狭間・長條・姉川・越前の合戦などでも,戦いによるものは仕方ないとして(本人は戦いと思っているので・・)

無抵抗な僧侶(比叡山には僧兵がいましたが・・)とか,信者の住民・老人・子供・女性の殺害は許せない。戊申戦争の合津若松城下の悲劇・関が原の合戦。

近代では第二次世界大戦の沖縄および朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争など国家の思惑として,双方に多大の被害を生じましたが,個人の考えでの弾圧は信長が頂点です。

 偏執狂で殺人者の信長は岐阜に楽市楽座の開設と井ノ口を岐阜に改名した功績で,岐阜市の玄関口に立ったのですが,まだまだ岐阜の地に縁(ゆかり)のある像,例えば明智光秀・森 蘭丸・松尾芭蕉・山内一豊・竹中半兵衛,斎藤道三,また土岐頼芸あるいは鵜飼の鵜でも岡山駅の桃太郎・犬・雉・猿に匹敵したでしょうに残念です。

岐阜が観光県として成り立つ弊害の一つは信長なのです。僧侶・宗教家の中には信長と聞くだけで憎悪を感じる人もいるくらいです。歴史を知らずしての早とちりですが,食生活の中にも似たようなことが見られます。

栄養価の高い生の食材と栄養補助食品(サプリメント類)とを混同する早とちりを戒めたいものです。


文責  小嶋 基次

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