*小嶋基次先生の「おもしろ健康学」No.76 2010/11/01

今,私の愛読書に「健康食品 中毒百科」という医学者がありまして,いつも手離せなく読んでいます。約2万冊と言われる私の蔵書の中で4冊に入る優れた内容です。

ちなみに,他の3冊とは「スポーツ少年団指導テキスト」「身体障害者スポーツ指導テキスト」「交通事故対策運行管理者教則本」それに,この「健康食品中毒百科」なのです。サプリメントの害が,世界中の綿密な調査と実例によって解説がしてあります。当然ですが民間療法の多いインドと中国の例が多いようです。

 そして,サプリメントの実害としては,薬ではありませんので薬害とは言えませんが皮膚疾患(湿疹・発疹)と肝臓障害が多いのです。

 一般の方々,すなわち貴方も,昔から知られている著名な製品があるのです。それに最近,通信販売で知られるものまで,今まで知らなくて・・・「アット」驚くものがあります。差し支えがありますので,品名は述べられませんが,効用の無いものから実害のあるものまで,服用者を救ってあげたいものです。

 たいていは高価で高齢者をターゲットにしているものです。

健康食品ですから薬品ではありません。病人が食物から栄養が摂取出来ない場合,栄養を補うものなのです。それで体を壊してはたまりません。現在,持っている痛みを和らげると述べているものもありますが,効果はどうでしょうか?妙なもので高価なものほど売れるようです。

何も知らない蜜蜂が綺麗な「トリカブト」の花粉を集めてきて,その蜂蜜から死者が出たことが東北地方では,よく聞かれます。篭城した時の矢に塗る毒として用いられたものです。

「トリカブト」(毒草)高価で効力もよくわからないものより
海から採れたものを重点的に摂取しましょう。ミネラルもビタミンにも優れています。

物理学者・生物学者・栄養専門家の使用する成分の名称に騙されてはいけません。

昆布・するめ・鰹節をよく噛んで食べましょう。一番良い健康食品です。     

 参考    ( 健康食品中毒百科  丸善株式会社版  医学書コーナー)

         各書店   大学医学部書籍コーナーに在本

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