*小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」No.88 2011/11/02

今回は、あの温和な印象を与えるウサギについてです。

ウサギは亀とかけっこでして負けましたが、決して脚は遅い方ではないのです。
亀に負けたのは油断をしたからで、我々人間に油断大敵を教えてくれま
した。

よくスポーツの世界にもありますね。
一寸手を抜いて控えの選手を出したばかりに涙をのんだ監督さんも多いはずです。

実は私もそうでした。エースをベンチにひきこんだ途端に、チームのペースが乱れたので、あわててエースを出したのですが、足を捻挫してしまって敗戦でした。


「始めは処女のごとく後は脱兎のごとし」中国の諺です。
兎の走力(登攀)は速いのです。

兎に関する諺は多くて、兎の糞(長続きしないことの形容)など、探してみると面白いものです。

童謡・童話にも沢山ありますね。

兎は普通一羽・二羽と数えますが、NHKの「放送のことばハンドブック」には、(文学や食肉として扱う場合を除き)兎は「匹」を用いるのがふさわしいとされている。

愛玩用の兎には「頭」が用いられる。
耳介が大型で、毛細血管が透けて見える、この大きな耳介を風にあてることによって体温調節に役立てています。

門歯は発達して、一生伸び続けて、総計28本の歯ですが、、肉食の犬や猫と異なり、盲腸は長く、尿と糞は一つの([総排泄口)から排泄します。


日本では、各地の縄文時代の貝塚から、兎の骨が出土することや、古事記の「因幡の白兎」などに登場することなどから、そのころには、かなりの数が棲息していたものと思われます。


日本では明治から太平洋戦争の時代にかけて軍需毛皮の目的から、飼育が盛んになり、日本アンゴラという種が作られました。

声帯がなくて基本的に鳴かなくて飼いやすく、白い体毛の赤い眼という特徴は「日本白色種」と言われて、瀬戸内海の広島県大久野島は別名(うさぎ島)でしたが、1997年11月30日に41年続いた[猿島]との観光船が廃止となり、兎は各地の動物園、猿は日本モンキー・パークに引き取られました。


全日本不動産協会では、的確に情報をキャッチする耳、未来を見る眼、躍進するジャンプ力の足を持つことから、兎を協会のシンボルマークとしています。結論として兎は縁起の良い生き物でしょう。  


では次回は龍としましょう。お疲れ様

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