*小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」No.89 2011/12/01

動物シリーズ7 龍について

今回は2012年の干支,龍(竜)について、考えてみましょう。

竜(りゆう・りょう)は中国神話の生物。古来神秘的な存在としてみられてきました。

旧字体は龍ですが、字としては竜の方が古く,甲骨文字から使われていますが、荘厳にするために複雑にしたのが龍で、巨大な爬虫類を思わせる伝説上の生物全般を指す場合もあります。

中国では皇帝のシンボルとして扱われ、その鳴き声によって雷雲や嵐を呼び、竜巻となって天空に昇り自在に飛翔するといわれます。

秋になると淵の中に潜み、春には天に昇るとも言われます。

十二支に各々動物があてはめられた際,唯一採用された伝説上の生物ですが、なぜ辰だけが想像上の動物になったのか定説がありません。

が私は知っています。
和製イソップ物語に動物の競争編に出てきます。

これで干支が決まったのですから興味のある方は読まれたら
いかがでしょう。

私が、以前テレビのクイズ番組に偶然、出場した時の問題が「干支で
想像上の生物は?」でしたが、母親が辰年生れでしたので、「辰・竜」と答えて商品を頂きました。

子供番組でしたが、保護者として、たまたまステージに出されたのです。

その時の司会者は天才博士と久里千春さんでした。母親に感謝したものです。

さて現在の私どもへの関わりを考えるに、古来からの民間宗教とのかかわりでしょう。

さまざまな文化とともに中国から伝来し、元々日本にあった蛇神信仰と融合したのです。

日本神話の八岐大蛇・京都府の相国寺・栃木県の日光東照宮の薬師堂・長野県妙見寺など、三か所に「鳴竜」などと呼ばれる仕掛けがあります。

竜を描く場合、最高位である五爪の竜は中国の皇帝しか使うことが出来なかったという説には例外も多くて、京都天龍寺にある天井画の龍は五本爪です。

現在はそのような取り決めはなくて、自由に描くことができる。なお、中国では四本爪は貴族、三本爪は士族、二本爪は臣民、一本爪は卑民を守護するとされていました。

(鯉の滝昇り)は鯉が滝を昇ると竜になる、「登竜門」という中国の故事伝承に・・・

竜の顎には一枚だけ逆さになった鱗があり、これに触れると必ず殺されるという「逆鱗に触れる」のいわれになりました。

東京浅草寺は金龍山が山号で、お守りも黄色い袋に金の刺繍で龍です。ともあれ、来年は辰年(龍年)です。飛躍です。

次回は蛇(巳)ですよ。

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