*小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」NO.93 2012/05/01

動物シリーズ№11  犬について

いよいよ今回は犬の4回目、最終回です。

一般に明治以前までは農村などでは、狐や狸と同様に食用とされることもありましたが、食糧難の第二次世界大戦後、しばらくまでには、その風習は各地で残り、忠犬ハチ公の子孫が盗難に逢い、食べられてしまったという記事が当時の新聞に残ります。

犬は一般に出産が軽い(安産)とされることから、日本では、これにあやかって戌の日に安産を願い、犬張子や帯祝いの習慣が始まるようになります。

また鳴き声でも国によって変わり、英語ではバウワウ、バーク、ハウ・・ロシアではガフガフ・・中国語では日本語に似てワンワンと鳴くとされています。

歴史に名を遺した犬も多くて、1781年酒井雅楽守の犬は光格天皇より六位の位を下賜され、1889年薩摩犬のツンは西郷隆盛の兎狩りの愛犬です。

1900年フオックス・テリアのニッパーは現在、日本ビクターの商標に使用されており、1902年、ロシアのイワン・パブロフ博士の飼い犬は、パブロフの犬と言われ、条件反射の実験で有名です。

1934年東京帝国大学農学部教授の上野英三郎博士を渋谷駅頭で待ち続けた、秋田犬のハチ公。
ジャーマン・セパードのブロンデイはドイツのヒットラーの愛犬、チップスは二次大戦の勇敢な行為からアメリカ陸軍より二つの勲章を授与されています。

1957年11月3日クドリャフカは旧ソ連の宇宙船スプ―トニク2号に搭乗。1958年樺太犬タロ・ジロは南極探検に連れていかれ冬一年生き延びて、東京タワーに銅像があります。

岐阜県郡上市美並町の盲導犬サーヴは、冬の日に飼い主を事故から守り脚に怪我を負い、現在名古屋駅前に銅像があります。

2008年ペラ(シープドッグ系雑種)ギネス公認の世界最高年齢記録保持犬、2008年老衰のため29歳で死去。

2009年シャネル(ミニチュア・ダックス・フンドギネス公認の世界最高齢保持権、2008年8月28日老衰により21歳で死去。

江戸時代、忠犬太郎は主人を追って駿河から伊那まで走り、
現在、寺内に銅像が立っている。

今、犬に関する82の諺が頭に浮かびます。

では最後に犬の小話を3つほど。

1 犬は尻尾を右に振って喜びを、左へ振って警戒を表現するという説があります。

2 作家太宰 治は極度の犬嫌いだったらしく、犬に対する心情(恐怖)を短編「畜犬談」において痛ましくも、ユーモラスに記しています。


3 犬の病気には狂犬病・ジステンバー・フィラリア・白内障があげられます。(予防接種の必要なものもあります)


最後になりましたが、くれぐれもチョコレートを与えないで、そして虫歯にさせないだください。

長い間犬に、おつきあい頂きありがとうございました。  さて次回からは、どんな動物が登場するでしょうか。

お楽しみに。


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