*小嶋基次先生の「おもしろ健康講座」NO.95 2012/06/29

今回は嫌われ者第一位のカラス(烏)です。

焼き鳥にもならず、ゴミは食い散らす、時には人間をも襲う嫌な生き物が、このカラス。

私も学生時代にヒッチコック監督の映画「カラス」を観て興奮した一人です。
その後も、機会があるごとに何回も見たものです。

見かけも魔法使いのお婆さんのようで、見苦しい姿、鳴き声も、しわがれ声で五月蠅く何の取り柄もないので嫌われています。

群れをなして、ゴミ捨て場にいる様子は不気味なものです。

確かに嫌われる要素は多々あります。
それはわかっているのですが、カラスのために、少し弁護をさせて頂きます。

まず第一に童謡の歌詞になっています。
山に七つの子がいるから・・・の童謡「カラス」・・あれで子供たちの情緒が養われました。

そして、なんといっても重要なのは「三の法則」「トライアングルの法則」です。
なんでも三人・三羽・三機・三台揃っておれば無敵ということです。

カラスはいつも三羽が一つの単位として行動しています。
ゴミ集積場の見張りをする・仲間に知らせる・食べ物をあさる・この三動作を三羽で交代してやっているのです。

赤穂浪士の吉良への討ち入り・新撰組の斬りこみや京都市中の見回り・第二次世界大戦(太平洋戦争)での飛行機の編隊・戦車もそうでした。

第一次世界大戦では単独行動か集団行動でした。三つ一群は近代的なチームワークなのです。ここがカラスが「頭の良い生物」と言われる由縁なのです。

カラスが近代戦争の基を作ったのですから・・・。

でも今は三つ一組と言ってはおられません。一つの兵器で大量殺りくを狙う時代ですからカラスも電柱の上で眼をむいているでしょう。

今の各種のスポーツも、この法則を利用すれば勝つことが出来るでしょう。
でも、あの無表情な顔、色彩感覚の無い姿、魅力のない声のコーラス、人間の食糧にもならない不気味さ。

私の現役中、体育館での全校集会の折、天井の梁から糞を生徒の肩に落としたり、光物を見ると、自分の巣に持ち込んだり・・・

先年、自宅の近くの山火事もカラスが持ち去った線香の火が原因と言われておりました。近所では、ゴミの集積日には網をかぶせて地面に散らかる状態を防衛しております。

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